昨夜の過ち

その晩、へんな夢をみた

 

翔太くんが変なコトいうからだわ。きっと。

 

翔太くんは、カナの幼なじみで、小学校の時から知ってる。

 

小学3年生の時に、東京から引っ越してきた転校生だった。

 

両親が離婚して、父親とその祖父母と暮らしているようだ。

 

母親は、いわゆるキャリアウーマンで

今でも都内でバリバリ働いているよう。

 

そんな母親とは全く連絡をとっていないみたいだった。

 

母親替わりと言おうか、うちの店にはよくきてくれて、私とのお喋りを楽しんでいるようだった。

 

そんな翔太くんを私はとても愛おしく感じていた。

 

それが、昨晩の夢の翔太くんは、翔太クン、ではなかった。

 

男の翔太だった。

 

閉店の暖簾を降ろしに行く私の後ろから、

急に抱きついてきた。

 

身動きできずにいると、私の耳の後ろで囁く

 

ずっと好きでした、、、と

 

私がハッとして振り向くと

 

唇が重なった

 

初めは、戸惑いながら軽いキス

 

そのうちに、舌が入り込んできて

 

私は、やめてと言いたくとも、とても激しく

私を求めてくる彼に、いつしか身を任せてしまった。

 

そのうち私の体は、座敷の座卓の上に押し倒され

 

彼の唇は私の首から、段々下へと移っていく

 

ブラウスのボタンをひとつずつ外され

 

まだ外されてないブラの胸が露わになる

 

彼は私の名前を囁き、キレイだとつぶやいた

 

そして、後ろに手をまわし、ブラのホックを外すと

 

中から、私の乳房が弾け出した

 

彼は恥ずかしそうな顔をしながら

 

いい?って尋ねてきた

 

私の胸の谷間に顔を埋めたのだった

 

…とても愛おしい

 

私は彼のスマートな頬を両手に包み込み

 

もういちど、ゆっくり唇を重ねた

 

ベッドへきて

 

そして、改めて私たちはお互いを愛撫しながら

 

ゆっくりと感じあい、ひとつになった